このブログでは医学部や受験についての記事を色々あげているのですが、その信憑性を疑われても仕方ないと思うので、今回は私の大学入試の得点開示結果を発表したいと思います。
実は多くの人は予備校の合格体験記などで得点を開示しているのですが、私は今まで公表したことはありませんでした。
以下が、センター試験と京都大学の2次試験の点数です。
何とセンター試験、2次試験と両方で数学で満点を取ることができました!
京大医学部のカリキュラムや進路などをまとめた記事を作りましたので、京大医学部に興味がある人はそちらの記事も参考にしてください。
京大医学部生が教える京都大学医学部の特徴とは(カリキュラム、進路など)
京大医学部の受験について、数学の勉強で最低限使うべき問題集についてはこちらでまとめていますので受験生の方は是非ご覧ください。
大学に入学が決まったらすぐに始めるべき準備について下記記事でまとめていますので、特に京大に合格が決まった方は是非参考にしてください。
【大学入学準備】大学進学が決まった瞬間に始めるべき6つの準備(京大生が教えます)
京大入試の配点
- センター試験英語、数学、国語、理科、社会が50点満点で合計250点
- 二次試験英語300点満点
- 二次試験数学250点満点
- 二次試験国語150点
- 二次試験理科1科目150点満点の2科目で300点満点
- 面接50点満点(面接の配点は今はない)
- 合計1300点満点
センター試験の割合は20%にも満たないのであくまで2次試験勝負の受験になります。しかし、それは私にとって悪いことではなく、なぜならセンター試験というのは例えば国語だと1問8点とかある上に選択式のため部分点もないので、英語、国語で部分点を狙える2次試験の方が安心して受験できるからだ。
2次試験の中でも面接はほとんどの人が30点で固定だったし、国語はあまり差がつきづらかったので、実質英語300点、数学250点、理科300点の勝負です。今回は英語、数学、理科の感想を書いていこうと思います。
英語の感想
私は英語があまり得意ではありませんでした。そのせいで、医学部に入った後も苦労させられています笑
しかし当時の京大の入試問題は和訳と英作文の問題しかありませんでした。今では京大でも和訳と英作文以外にも自由英作文や説明する問題などが出題されるようになりましたが、以前は本当に和訳と英作文しかありませんでした。
時間的には結構余裕がある試験なので、もちろん知らない単語は山ほどありますが、何とか文章を理解していい感じに和訳する。あと英作文についても問題の日本語は結構難しいので知っている単語を使って何とか英作文する。そういったテストでした。
英語は何と300点満点と配点は非常に大きいもののそのテスト内容からよっぽど英語ができる人以外はなかなか8割以上の高得点を取ることは難しく、逆にある程度英語を理解していればそこそこの点数は取れてしまうので以外と差がつきづらかったのです。
そのため、英語は全く喋れないしリスニング能力もセンター試験の問題を2回聴いてギリギリわかる程度の私ですが、和訳と英作の勉強をすることで何とかそれなりの点数を取れたと思っています。
これは大学受験で英語が必要なら誰にでも言えることだと思いますが、英単語の勉強は大事だと思います。単語がわからないとどうしても文章を理解することはできないし、書ける英語の文章も圧倒的に制限されてしまいます。なので英単語の勉強はできる限り早い段階から、文章中での使い方含め勉強しておくことが大事だと思います。
数学の感想
私は数学がすごく得意でした。どれくらい得意だったかというと高校3年生の時に受けた京大模試や全国模試で9割5分を切ったことはありません。偏差値でいうといいときは90を超えていました。そのおかげで京大医学部の判定はいつもAを取ることができていたので入試を不安なく迎えられたのは幸せだったなと思います。
本番の入試ではセンター試験と2次試験で共に数学満点を取ることができてすごく嬉しかったです。
おそらく難関大学を目指している方ならわかるかもしれませんが、数学がなかなか安定しないため大学入試に対する不安を抱えている方って結構いると思います。
京大の理系数学の場合は1問30点か35点の6問で200点満点です。その得点を医学部の場合は1.25倍されます。数学が安定しない理由は1問1問の配点の大きさで、いくら部分点があるとしても少しミスしただけで一瞬のうちに10点20点が飛んで行くことになるのです。そのために数学があまり得意でない人にとっては数学の出来が合否に直結するのです。
今回分かって欲しいのは受験数学がすごく得意だった私ですが、天才的なひらめき力とか天才的な計算能力があるとかそういったことは決してありません。数学オリンピックで結果を残したこともなければ、大学で勉強した数学も難しくてあまりわかりませんでした。
しかし受験数学はしっかりと基礎を固めて、その組み合わせで難問と言われる問題でも解くことができるのです。だからこそ、数学に苦労している方のためにもどういった考え方をできればいいのか、そのためにどんな勉強をするべきかまた記事にしようと思います。
ただし、受験数学が出来ても医学部に入ってしまうと正直あまり役には立たないと思っています。よっぽど英語が話せて海外の人とコミュニケーションをスムーズに取れる人の方が羨ましいと思います。
理科の感想
理科についてはほとんどの人が物理、化学、生物の中から2科目を選んでいると思います。私の場合は物理と化学を選びました。生物についてはあまりわからないので物理と化学について書いていこうと思います。
まず最初に私は数学が得意でしたが、理科に関してはそこまで得意なわけではありません。理科は京大の2次試験の中でも時間がかなり厳しく、最後まで正確に解くのはかなり難しいのです。物理や化学が苦手な人もかなりいると思うのですが、それは当然で実際なかなか最初考え方を理解するのが難しいのです。そうはいっても理科が足を引っ張ると大変なので大事なのは簡単な問題を正解することです。
京大の理科も難しい問題は含まれますが、問題集の基本問題レベルの問題も数多く出題されています。2次試験の理科は物理も化学も単元はいくつかしかなく、同じような問題が毎年出題されるのです。だからこそ一度、その解き方を理解してしまえばある程度の得点は取れるようになります。もちろんそう簡単に高得点を取れるようになるものでもないですが、まずは基礎からしっかり固めていくことが大事です。
まとめ
れいの0から医師キャリアchというYoutubeのチャンネルでも医学部のキャリア、入試数学で満点を取るためにした勉強など発信していますのでチャンネル登録してくれると嬉しいです。
自分の中ではそれなりに満足いく結果だったのですがいかがだったでしょうか。私の場合は数学が得意だったので大学入試においてはかなり良かったです。
ここまで読んでくれた大学生の方もありがとうございます。特に今年合格されたばかりの人はこれから大学生活が待っているわけですが、大学の間にしておいた方がいいことって実はたくさんあります。特に将来お金を稼いだり、自由な働き方をしたいという人は大学生の間いろいろなことに挑戦して欲しいと思います。特にバイトではなく自分で稼ぐ実力をつけてください!その方法を下の記事で公開しています。