こんにちは、昨日の夜にソードシールド に乱数調整が存在することを知り今朝から1日かけて作業したところ色違いを大量に入手することが出来ましたのでその方法を今回は解説していきます。この記事では星1、2のマックスレイドバトルの乱数調整で初級者編です。星3から星5の上級者編は下記記事をご覧ください。
まず始めに乱数調整という言葉を聞くとソフトを弄る危険な行為かのような勘違いをする方がいるかもしれませんが、乱数調整とは普通のプレーで必然的に狙いの個体を入手する方法であるため、ソードシールドのソフトやスイッチに悪影響はありません。
それでも乱数調整という言葉に嫌悪感を抱く方がもしかしたらいるかもしれないのでそういう方は見ないようにお願いいたします。
乱数調整とは
乱数調整と一言で言ってもゲームソフトによって全く中身は異なります。僕が昔やっていたハートゴールドの乱数調整はストップウォッチで0.03秒という細かい時間を計ってボタンを押すというようなものでした。
それに対してソードシールドの乱数調整はサンムーンの孵化乱数と似ていて、時間を計測するというようなことは必要ありません。どういう個体が出るかということを事前に知ることにより色違いを効率よく出せるようになるというイメージです。
ソードシールドの乱数調整の始め方
ソードシールドではそもそもマックスレイドバトルでしか乱数調整をすることが出来ません。しかも乱数調整が可能な状況は現時点で限られています。条件を簡単にいうとマックスレイドバトルの星1か星2(か星3?)の出現ポケモンのみです。すなわち現状では夢特性は出来ないと思います。ただし一度色違いのマックスレイドバトルを出すことができればサブロムがあれば無限に色違いポケモンを増やすことが可能です。なので現状、ドラメシヤなど夢特性が必要ない星1or2で出現するポケモンがターゲットになります。
その理由も含め原理をまず簡単に説明していきます。
乱数調整の原理
マックスレイドバトルに関して日付変更でどんどんポケモンが変わっていくことは周知の事実となっていると思うのですが、その個体値、性格、特性、色違いなどは実は毎回全く同じなのです。
例えば、巣穴に願いのかたまりを投げ入れるとあるポケモンのマックスレイドバトルが出現します。ここでセーブしておいて、そこから日付変更するとまた別のポケモンのマックスレイドバトルが出現します。リセットして同じように日付変更すると先ほどと全く同じ個体値、性格、特性のポケモンのマックスレイドバトルが出現するのです。
細かいことを言うとポケモンの種類自体は決まっているわけではありません。現時点のポケモン、日付変更した次の次のポケモンまでは種類が確定しています。しかしその先はポケモンの種類自体は確定していません。ただ、個体値、性格、特性、色違いはこの時点でどこまでも決まっているのです。つまり例えばこの時点であと1万回日にちをずらしても色違いが出ないということも決定してしまっているのです。
そこで現状のマックスレイドバトルのポケモンの個体値、性格、特性と日付を1度変更した次のポケモンの個体値、性格、特性からその先の個体値、性格、特性、色違いを知ることが出来るツールを利用してあと何日日付変更することで色違いに出会えるのかを知るというのが今回の乱数調整になります。個体値で現在の状況を知るので確定Vの多い星2以上ではそれが出来ないので、現状星1のポケモンでその確認が必要になります。
ちなみに日付変更は1日進めるのもそれ以上進めるのも一緒です。何回行ったかというのが問題になります。
必要なもの
- ソードシールドのアカウント(星1のマックスレイドバトルが出るバッジの少ない状態のもの)
ちなみにバッジ0個の状態では星1のマックスレイドバトルしか出ませんが、バッジを1個手にいれると星2のマックスレイドバトルも出現するようになります。星1しか出ない方がやりやすい一方で出来るポケモンの種類がかなり少なくなります。
リンクから最新版をダウンロードしてください。ちなみにmacでは動かないのでWindowsのパソコンが必要です。
- ねがいのかたまり何個かと経験アメやふしぎなあめなど個体値を確定するためのアイテム
- サブロムともう1台のスイッチ(必須ではないが新しいデータにアイテムを送ったり、色違いの量産をする上では必須)
手順
まずは目当てのポケモンを決めます。僕の場合はドラメシヤを狙ったのでそれで考えます。
ポケモン徹底攻略で星1か星2で出る巣を探します。ドラメシヤの場合、うららか草原gかキバ湖の瞳のいずれかだが序盤は水を進めないためうららか草原gのみとなります。この場合星2でしか出現しないのでまずバッジは1つ入手しておく必要があります。
- ねがいのかたまりを狙いの巣に投げ入れる(レア光のみの場合はレア光を厳選)
- 星1レイドかつ「通常特性が2種類存在する」「♂♀が存在する」ポケモンが出るまで日付変更する
- 上記を満たすマックスレイドバトルが出現したらレポートを書いてもう1日ずらして次のポケモンも星1かどうか確認。もし違う場合はこの条件を満たすまで日付変更していく。
- 連続で星1かつ1体目は「通常特性が2種類存在する」「♂♀が存在する」という条件を満たす場合は各レイドに挑戦して捕獲して個体値、特性、性格を確認。確認後リセット。ちなみにそれぞれリセットするので1匹だけ個体値を確定出来れば十分なのでそのためのアメを事前に用意しておく。(レベル100まで上げれば確定させられるが、それも面倒なので個体値カリキュレータを使ってちまちま個体値を絞っていってもいいと思います)
- ツールに捕獲した2体の情報を入力する(こちらのサイトを参考にしました) 例えば1匹目が「スボミー、1-31-25-10-5-18、いじっぱり、しぜんかいふく」、2匹目が「スボミー、11-27-10-21-31-9、うっかりや、どくのトゲ」だった場合以下のように入力する。ちなみに特性1か2かはポケモン徹底攻略で上の特性が1で下の特性が2です。
6.「検索開始」を押してしばらく待つ。(僕の場合は3分くらい待たされました)
7. Den Seedに値が入力され、リストが表示されたら成功。
現在のバージョンではV箇所決定の際の乱数の再抽選に対応していないため、正しい値を入力してもSeedを特定できないことがある(およそ25%)。その場合は2に戻る。(巣を変えたりねがいのかたまりを投げなおしたりする必要はありません)
8.リストの星が色違いで一番左の数字がそれに必要な日付変更回数です。その作業に耐えられるか自分で判断する。ちなみに1年(365日)日付変更するのに約2時間かかります。そのため下記のように1050回だと3年弱なので6時間弱かかる計算です。数字が大きすぎて無理と判断した場合はねがいのかたまりを投げ直すとこからやり直しです。
日付変更の革命
ランクバトル の後日付変更を自由に出来るというのを利用することにより大幅に時間短縮が可能なようです。
ランクバトルに一度挑戦したあと、日付変更してOKを押すというのを繰り返すだけで乱数消費が可能なようです。つまりゲーム画面に戻る必要がないのです。
この方法だと1時間で3600くらい消費が可能なようなので試してみてください。
前までの方法だとワット数で消費数が確認できるのがメリットなのですが大量消費はこの方法でやるべきですね。
9.消費数の数字-3回日付変更を行う(上記の場合だと1047回)この時点でポケモンキャンプをする。(オートセーブタイミングでバックアップが取られる)
あくまで1050回目で色違いのマックスレイドバトルは出現するのですが、1047回の時点でセーブしておくことにより色を確定にしてポケモンの種類を固定しないことが出来るので同じ個体だが別の種類のポケモンの色違いも入手することが可能になるのです。今回の場合でいうとドラメシヤだけでなく以下のように様々なポケモンの色違いを入手することが出来ます。
10.3日ずらしてポケモン確認。理想のポケモンが出るまでリセットして繰り返す。狙いのポケモンが出たらレポート。これで狙いの色違いのポケモンのレイドの完成です。
しかもゲームのオープニング画面で十字キーとBボタンとXボタンを同時に押すことでバックアップから始められます。つまり、ポケモンキャンプをしたタイミングに戻るため、もう一度ポケモンを変更することが可能になるのです。
まとめ
現時点では結果が出てこなかったり星1しか無理だったりと制約は多いが、これからもう少し改善されることが期待されます。
また日付変更に結構な時間がかかりますので結構大変です。その代わり1度出せれば同じ巣の色々なポケモンの色違いを入手することが可能です。
あとこの方法は自分というより人に色ポケモンを配る方が向いている方法です。自分もこのレイドは消していないのでいつでも皆さんに色違いポケモンレイドにより色違いを配布することが出来ます。