【covid-19】新型コロナウイルスの真実(危機感のなさ、今すべきこと、治療について)

お久しぶりです。しばらくブログの更新はしていませんでしたが、新型コロナウイルスの感染拡大のニュースが連日報道されておりますので医学生の目線から生存確認も兼ねて現状について書いていこうと思います。

新型コロナウイルスに対する対応

3月から全国の小・中学校、高校などはほとんどが休校になっている状態です。僕はというと大学の医学部の実習については休みになっていないという状態となっています。とはいっても遠方の病院で実習するというようなことは中止でほとんどは大学病院での実習のみになっている状態です。

さらには大学病院で勤務している先生方含め実習生も学会などの出張や飲み会などの集会などは禁止となっており、出来る限りクラスター感染を防ぐ対応策が取られている状態です。

正しい対応策

僕は結構ニュースやYoutubeなどで新型コロナウイルスの情報を見るのが好きで色んな話を見ていますがデマも多く混乱している人が多いみたいです。さらには3月に入ってからも毎日数10人くらい感染者数が増え続けています。正直今やどこで感染するのかわからない状態です。

多くの人が何となくマスクをつけたり、手洗いうがいを注意してやっているのかもしれませんが、僕の周りでも危機感なく飲み会をしようとしている人がいたりもするのもまた事実です。

新型コロナウイルスに関してエビデンスのない情報は信じないようにと言われたりすることもあり、実際デマの情報も多いのも事実である一方で、初めての感染症で細かい情報についてはまだ明らかでないことも多かったりするのです。

今出来ることは一見やり過ぎだと思う対策(例えば学校一斉休校)でも一人一人が協力して感染を広げない努力をすることしかありません。なのでもちろんマスクは大事なのかもしれませんが、そもそもマスクや手洗いうがいにどれほど効果があるのかなんてわからないわけですし、何よりもの対策は一人で自分の部屋にこもっていることなのです。

重症化によって若者でも死亡する可能性

「新型コロナウイルスの再燃は抗体依存性感染増強現象(ADE)にて致死的」というようなYoutubeの動画もありましたが、エビデンスのないことで信用するなという話もありました。

僕自身もこの内容を支持しているかと言えばそういうわけではないです。ただし中国の武漢の病院で働いていた29歳の医師や33歳の医師や40歳台の医師数人が亡くなっているという事実があります

つまり少なくとも新型コロナウイルスは既往歴がある人や高齢者だけが死亡の可能性があるというようなものでもない可能性は高いです。

それが本当に抗体依存性感染増強現象(ADE)によるものなのかはエビデンスもないわけですが、武漢での致死率が他の地域に比べて明らかに高いことを考えると新型コロナウイルスに何度もあるいは長期間晒されることが致命的なことに繋がる可能性は高いと考えられます。

「#若者のせい」がツイッターで話題となっていましたが、高齢者のためだけではなく自分のためにも感染しないに越したことはないので、自分は大丈夫だと思う人も多少は危機感を持って行動するようにした方がいいかなと考えております。

治療法について

喘息薬、抗HIV薬など国によって様々な治療薬が現在試されている最中で何の薬が最もいいのかはわからない状態です。普通の薬の適応というのは何段階もの臨床試験を数年もかけてやっと適応が決まったりするものですし、症例の数だってかなりの数が必要です。

なので少なくともエビデンスのある治療薬というものが登場するのに時間はかかると思われますが、治癒している人も多いようなので即命の危機があるというようなものではないとは思われます。

現実的な対応策

現状子供は学校も休みでカラオケなどに行ったりする子もいるかもしれませんが、危機感を感じてもらって出来る限り家にいることを心がけるしかありません。

しかし大人は仕事に行かざる負えない人も多いと思いますが、少なくとも換気の出来ていない部屋で長時間人が集まるのを避けたり、飲み会、ジム、ライブなど行かなくてもいいようなものに関しては自粛するようにするべきだと個人的には考えています。

首相の学校一斉休校の決定についても多くの非難があったりしますが、どんなことを決める上でもそれによっても迷惑する人はいるわけで各個人がお金の保障をしろとかそんなことを言っていても仕方がないのです。ディズニーやUSJは稼ぎ時に閉じざる負えなくなったり卒業旅行で行くはずだったのに行けなくなってしまった人など被害を被っている人なんて山ほどいるのだから自分の不満を声高々に主張するのはやめて各個人が出来る対応策を取るようにして欲しいというのが僕の願いです。

まとめ

新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスは同じように飛沫感染と言われてもインフルエンザと違って学校で感染が広がることが少なかったりするのでわからないことばかりというのが現状です。

僕も病院実習や見学などで遠征するはずなのが中止になったり、またいつまでこの状態が続くのかわからない状態で困っていますが、まあ少し実習が楽になったのは良かったかなと思ってます。

では皆さんも感染に気をつけてください。

 

  • この記事を書いた人

令和 医学

京大医学部の医学生。自らの受験経験と大手塾での講師と家庭教師の経験から医学部含む受験についての正しい情報を知ってもらいたいと思っている。特に数学が得意で偏差値は90越え。趣味は旅行。特にディズニーが大好き。

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