【京大医学部は臨床も強い!】偏差値が高くても行く意味あるの?

こんにちは、本日は医学部ってわざわざ偏差値が難しい大学に行く必要があるのかについて話したいと思います。

医学部ならどうせ医師免許取るだけなのだから、偏差値の高いところに行く必要ないんじゃ無いかと思う人もいると思います。私も大学に入る前はどちらかというとそう思っていました。実際大学に入ってみると少しその考えが変わりましたので、京大医学部の凄さも書いていこうと思います。

私は京大医学部に現在在籍しているため、もしかしたら、京大医学部よりの意見になるかもしれませんが、こういう意見もあるんだんってくらいに思っていただければ幸いです。

各大学医学部の違い

医学部はどこに言っても、もちろん卒業して国家試験に合格すれば医師になることができます。そこはどんな大学の医学部に行っても変わりません。それでは何を持って受験生は医学部を選ぶのでしょうか。

費用

医学部を選ぶ上で大きな差となるのはまず学費でしょう。細かい学費は以下の記事に載せていますのでそちらをご覧ください。

医学部の費用

確かに私立大学の医学部となると学費はとても高くなるのでできれば国立大学の医学部に行きたいなと思う方が多いと思います。

ただし国立大学はどこの大学も費用は同じなのです。

立地

費用のことから、多くの人はできれば国立大学に行きたいと思っているでしょう。では国立大学の中でどこの大学を選べばいいのでしょうか。おそらく多くの受験生にとってまず大事なのはその大学の立地なのでは無いかと思います。

人によっては都会に行きたいという人もいるだろうし、自分の地元にいたいという人もいるでしょう。

入試の受かりやすさ

受験生にとって最後に大事になるのは、入試に関してでしょう。つまり、国立大学は普通1年に1つしか受験することができないのでできれば合格できるような大学を受験したいと思うでしょう。

関西の国立医学部事情

関西圏で難関大医学部受験というと実は結構色々あるのです。

  • 京都大学
  • 大阪大学
  • 神戸大学
  • 京都府立医科大学
  • 大阪市立大学
  • 奈良県立医科大学

私が大阪や西宮北口の塾で関西の医学部受験をするという人はだいたいこのような大学の医学部を受験する人が多いです。

私も高校生の頃医学部を目指し始めた時に選択肢となってきたのはこのような大学でした。

もちろん大学によって入試の傾向も様々で最初は自分の受かりやすいところを受けた方がいいのかなくらいに思っていました。

私の場合数学が得意であったため、京大医学部は数学で差がつきやすいので行きやすかったというのもあったので、京大医学部を受験することをまず考えました。

京大の関連病院の凄さ

京大医学部の特徴

こちらの記事でも書いたように、京大医学部は研究の環境が日本ではトップクラスというのがまず特徴です。

私も高校生の時誰かに聞いたことあったのは、京大医学部は研究がすごくて、阪大医学部は臨床が強いみたいなことを聞いたことがありました。

では臨床医になりたい場合、京都大学はよく無いのでしょうか。正直、関西で臨床医をやっていきたい場合も私は京都大学医学部が一番だと思っています。

その理由は関連病院の凄さなのでそこを説明していきます。関西の各県における病院を病床数で比較していきたいと思います。病院を病床数だけで比較するのもどうかとは思いますが、病院の規模の1つの指標にはなるので今回は病床数で比較していきます。以下のサイトを参考にしてます。

兵庫県の病院病床数ランキング

  1. 兵庫医科大学病院                                963
  2. 神戸市立医療センター中央市民病院       912
  3. 兵庫県尼崎総合医療センター                  730
  4. 関西労災病院                                          642
  5. 姫路赤十字病院                                      555

兵庫県の病院の病床数のランキングはこのようになっています。このうち下線を引いている2位と3位の病院は京大の関連病院です。神戸大学医学部付属病院が抜けてる気がしますし、1位は大学病院なので除外すると兵庫県の2大市中病院が京大の関連病院ということになるのです。

大阪府の病院病床数ランキング

  1. 大阪大学医学部付属病院 1086
  2. 大阪市立総合医療センター 1063
  3. 浅香山病院 1051
  4. 阪和第一泉きた病院 1024
  5. 大阪赤十字病院 999

大阪のランキングはこのようになっています。大阪府は大学もたくさんあるので、様々な大学の関連病院があります。京大の関連病院では5位に大阪赤十字病院が入っています。

京都府の病院病床数ランキング

  1. 京都府立医科大学附属病院 1065
  2. 京都第二赤十字病院 680
  3. 京都第一赤十字病院 666
  4. 京都医療センター 600
  5. 洛和会音羽病院 595

京都のランキングは上記のようになっています。これまた京大医学部付属病院が抜けていますがそれは置いときましょう。

この中でいうと4位と5位が京大の関連病院です。2位と3位の京都の赤十字病院は実は京都府立医科大学の関連病院です。6位以下の病院の中にも京大の関連病院はたくさんありますが、実は京都の2大市中病院は京都府立医科大学の関連病院なのです。

奈良県の病院病床数ランキング

  1. 奈良県立医科大学付属病院 992
  2. 天理よろづ相談所病院 815
  3. 西和医療圏  700
  4. 秋津鴻池病院 544

奈良県のランキングは上記のようになっていました。奈良県の一番大きい市中病院の天理よろづ病院が京大の関連病院です。

和歌山県の病院病床数ランキング

  1. 和歌山医療センター 873
  2. 和歌山県立医科大学付属病院 800
  3. 国保日高総合病院 404
  4. 宮本病院

和歌山県のランキングは上記のようになっている。和歌山県の一番大きい病院の和歌山医療センターが京大の関連病院です。

まとめ

以上のように京大の関連病院は関西中で都道府県の最大の病院も多いのです。つまり関西で臨床医を目指す上でも京大に行くのはオススメです。

関西の大きな病院で働きたいという人はぜひ京都大学医学部を目指して勉強頑張ってください。

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  • この記事を書いた人

令和 医学

京大医学部の医学生。自らの受験経験と大手塾での講師と家庭教師の経験から医学部含む受験についての正しい情報を知ってもらいたいと思っている。特に数学が得意で偏差値は90越え。趣味は旅行。特にディズニーが大好き。

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