【ポケモン剣盾】ランクマッチで勝てるポケモンの育成方(性格、努力値調整の方法)

こんにちは、本日は性格や努力値の調整についてです。耐久調整とか素早さ調整という言葉は聞いたことあっても自分でどうしていいかわからないポケモン対戦初心者にとってわかりやすく書いていこうと思います。

僕自身ポケモンの努力値を知ったときは上手な人のものをただただ真似ることしかできず、自分で努力値や性格を考え始めたのはある程度経験を積んでからです。もちろん今でも上手い人のを参考にする(パクる)ことももちろんあります。

令和医学
まずは上手い人の真似をするのが大事だけど自分で考えられるようになるとポケモンがもっと面白くなると思います

努力値と性格

そもそも努力値と性格とは何なのかについて始めに軽く説明します。

性格

ポケモンは性格によって上がりやすい能力と上がりづらい能力があります。ちなみにどの能力も万遍なくあがる性格もあります。ソードシールドではミントによって性格補正を変えられるものの、基本的には孵化厳選によって理想の性格のポケモンを手に入れている人が多いと思います。

具体的には上がりやすい能力値が1.1倍の切り捨て、上がりにくい能力値が0.9倍の切り捨てになります。

基本的に対戦でよく用いられる性格は下降補正を攻撃と特攻の使わない方にかけて、上昇補正を攻撃と特攻の使う方もしくは素早さにかけることが多いです。

よく使う性格

いじっぱり(攻撃↑、特攻↓)

ひかえめ(特攻↑、攻撃↓)

ようき(素早さ↑、特攻↓)

おくびょう(素早さ↑、攻撃↓)

努力値

次は努力値についてです。努力値とは公式で言う基礎ポイントのことで、各ポケモン510までH(HP)、A(攻撃)、B(防御)、C(特攻)、D(特防)、S(素早さ)に振り分けることが出来ます。1つの能力には252まで努力値を振ることが出来ます

そのため最も使用されているミミッキュはようきもしくはいじっぱりで攻撃と素早さに努力値を252ずつ振って残り6余るのでそれをHPに降ったミミッキュです。俗にASミミッキュと言われます。

ちなみに努力値は4の倍数でしか意味をなさないので、6余ると言いましたが実際は4だけでよくて残りの2についてはどうしても能力値に影響は出ません

実際の能力値と努力値の関係を軽く説明しときます。理想個体(全ての個体値31)を前提に話します。

努力値を一切降らず性格補正がない場合、HP以外のステータスは「種族値+20」になります。そのため種族値80の場合に100になります。HPは「種族値+75」になります。そのため種族値80の場合155になります。

僕がポケモン対戦を始めた頃はラティオスが強くてラティオスはHPと防御の種族値が共に80なので無振りだとHP155、防御100ということでこれくらいが耐久力の目安でこれより高いと耐久があり、低いと耐久のないといったイメージがあります。ここはあくまで主観です。

努力値を振ると能力値を上げられるわけですが、1つの能力に4努力値を振ると1実際のステータスが上がります。その後は8振るごとに1ステータスが上がっていきます。そのため50レベルのポケモンで努力値が8の倍数は無駄な努力値配分なので注意してください。8で割ると4余る努力値が正解です。

252÷8=31余り4なので努力値をぶっぱすることで1つのステータスを32上げることが出来るのです。

ちなみに性格補正は努力値の計算の後にかかるため、例えば種族値130の場合、無補正無振りだと150ですが、性格補正をかけると165です。ここに努力値をぶっぱすると150に32を足して182でこれを1.1倍の切り捨てにして200です。この130属の数字は150、200とキリがいいので大体の数字の基準として覚えておくと便利です。

つまり補正がかかっているステータスに努力値を振ると32より多くステータスの上昇があるのです。(補正なし169に補正をかけると185、補正なし170に補正をかけると187)ということでちょうど切り捨てがなくなるところでステータスが2上がるのです。そのため構築記事でよく見る11nの意味は切り捨てがない効率の良い努力値ということなのです。(正直1とか2とかの能力値変化はあまりかわらないが)

耐久、素早さ調整は必要か

ようやく耐久、素早さ調整の話ですが、基本的にぶっぱでいいと思います。ただし、時々少しだけでも調整をした方がいい場合もあるのでその説明します。

そもそもステータスで大きく異なるのが素早さと素早さ以外です。

素早さは1でも相手より高いと絶対に先制することができます。素早さが同じ場合は50%でどちらが先制するのかランダムで決まります。

それに対して他の能力が1あがっても、ダメージが少し上がったり、下がったりする可能性がある程度でそもそも毎回ダメージは乱数で異なるため確率的な問題なのです。

そのため素早さの1の差は絶対に超えられない壁ですが、他の能力値の1の差は運で変わるような話なのです。

そのためよく使われるアタッカーに関しては素早さは最速にすることが多いのです。もし同じポケモン同士だと1でも素早さ負けていると絶対に相手に先制されるからです。

そのため耐久調整、素早さ調整とひとまとめで言いましたが、これらには大きな違いがあり、どちらかというと素早さの調整の方が大事であると言えます。

細かな努力値調整をした方がいい場面

基本的にぶっぱでいいという人でもやっている特によく行われる調整について解説します。

HP

HPに関しては調整がよく行われるのですがすごく簡単な話で、 HPは通常の技のダメージだけでなく、天候や状態異常による定数ダメージというものが存在します

定数ダメージは毎ターンくらうものなので、出来る限り少ないダメージに抑えたいという気持ちがあります。

天候ややけどのダメージは毎ターン全HPの1/16くらうのですがこれも切り捨てです。

そのため例えば HP175のポケモンは天候ダメージで10くらうのですが、 HP176のポケモンは天候ダメージで11くらうのです。

そのため HPの調整は16n-1という調整が行われることがしばしばあるのです。もし HP175とか HP191とかのポケモンがいたらそういう理由での調整だと考えられます。

実際 HPが種族値70のポケモンに努力値ぶっぱすると177になるのですがそれよりは少し努力値を減らして175にした方がいいという話なのです。

あと強いて言えばいのちのたまは全HPの1/10切り捨てでダメージがをくらうのです。そのためいのちのたま前提だと10n-1の方がいいとされる場合もあります。また食べ残しの回復量に関しても全HPの1/16の切り捨てであるため、むしろ16n+1にして回復割合を増やす場合もあります。

防御や特防

アタッカーはあまり防御や特防に振らないですが4ずつ振られる場合があります。これは趣味程度ですが、普通8努力値を振ってやっと1ステータスが上がるにもかかわらず、最初の4の努力値は1ステータス上昇させることができます。そのため252の努力値で耐久力を最も上げるためには HPに244振って、4ずつ防御と特防に振るのが効率的という説が存在するのです。これに関してはまた後で話します。

素早さ

素早さは先程から言っているように、1の差が絶対的な差になるため結構調整されることが多いです。ただし、これはパーティ単位で考えるべきことなので、簡単に話せることでもないので割愛します。

種族値を考えた性格、努力値配分

最後に種族値によっての性格選択や努力値配分の話をしときます。これが初心者から中級者以上になるために必須の知識なので、頑張って理解してください。

ここで話すのは耐久力を効率よく上げるための努力値配分の話です。まず耐久力の指数として「 HP×防御+ HP×特防」というのを目安にすることが多いです。もちろん物理耐久、特殊耐久に特化させる場合は別ですが、色々な攻撃を受ける可能性の高いポケモンは物理と特殊両方に対する耐久力を持っている方が使いやすい場合が多いです。

そのため限られた努力値例えば252火力に振った後に残りの256を耐久に振る場合にどのように振るのが一番「 HP×防御+ HP×特防」を大きく出来るのかというのが1つの目安になるわけです。

基本

いちいちこんな計算するのも面倒でもちろんしないわけで、基本は HPに努力値振り分けるのが最も効率的です。

ただし、「 HP×防御+ HP×特防」の数値を大きくするだけなら BとDには最低4ずつ振り分けた方が効率的です。ただし、防御や特防の数値が1変わってもダメージが変化しない場合もあるため、 HPの1の方が大事だという考え方もあるため好みの問題です。

ただし、これはあくまで基本で例外というものが存在します。

例外1

例外は HPの種族値がすごく高いポケモンです。今まではラッキーというポケモンがいたんですが、ガラルにはいないのでカビゴンというポケモンを例に挙げて話します。

カビゴンは努力値無振りの状態で HP235、防御85、特防130です。 HPが高いというのは HPが防御と特防の和よりも高いと場合のことで、ポケモンの種族値でほとんどの場合はそんなこと起こらないのです。ただ、カビゴンのようにめちゃくちゃ HPの高いポケモンではそういうことが起こるのです。

先ほどの「 HP×防御+ HP×特防」という数値を最大にするために HPに振るのがいい理由は HPが1上がることにより防御と特防の足した数だけこの数字が大きくなるのです。それに対して防御か特防が1増えた場合は HP分大きくなるのです。そのため HPが防御と特防を足した数より大きい場合は防御か特防に努力値を振る方が効率的なのです。

簡単に言えば HP=防御+特防の状態がステータスバランスが最もいい状態なのでそれに近づけるように努力値は振るべきということなのです。

例外2

防御や特防に振るといってもどちらに振るのかという話にも繋がるのですが、ここではドサイドンというポケモンを例に話します。

ドサイドンは無振りの状態で HP190、防御150、特防75です。

HPが防御と特防足した数より少ないので基本的には HPに振り切るでよさそうです。ただここで考えて欲しいのは物理耐久と特殊耐久のバランスの悪さです。

HPに振り切ると HPが190から222になり物理耐久も特殊耐久も約1.17倍になります。

ここでもし元々低い特防に振り切ることを考えてみて欲しいんですが、特防に振り切ると75から107まで上がり特殊耐久は1.42倍になります。

つまり倍率でいうと特防に努力値を割いた方が耐久力は上がるわけです。

耐久力にかかわらず、努力値というのは振り切ることで32までその能力値を上げることが出来るわけです。同じ32の変化で考えると200なのか232なのかは1.16倍しか差のないものですが、32なのか64なのかは2倍もの差になるわけです。

そのため努力値の原則として種族値の低いところに振るのが効果的というのがあるので覚えときましょう。

こういうと性格補正の上昇まで低い能力のところにかける人がいますがそれはあまりオススメ出来ません。なぜなら性格補正は倍率なのでむしろ元々高い能力値に補正をかけた方が上昇分が大きいため効率的と言えるのです。

まとめ

  • 基本的に努力値はぶっぱでいい
  • 素早さの1の差は大きい
  • HPは16n-1に調整されることが多い
  •  耐久を上げるために HPが防御と特防の足した数になるのが最も効率的
  • 性格の補正は種族値が高いところにかける方が効率的
  • 努力値は種族値の低いところに振ると効果的
  • この記事を書いた人

令和 医学

京大医学部の医学生。自らの受験経験と大手塾での講師と家庭教師の経験から医学部含む受験についての正しい情報を知ってもらいたいと思っている。特に数学が得意で偏差値は90越え。趣味は旅行。特にディズニーが大好き。

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